今日、グラウンドで少しディスクの練習をした。
人にはかすかに、犬は耳ざとくスケボーの音が聞こえていたけど、やってくれたよ!
(もちろん集中力はまだ少ないよ)
COSMOはすごく繊細で警戒心が強いので、気を遣いながら育ててきた。
迎えてまもなく、子どもたち軍団の奇声とバイクの爆音の洗礼を受けて、かなり回復に時間がかかった。
だからかなー?って思ったけど、大丈夫な犬は大丈夫だと思うので、やっぱり気質だと思う。
(さくらは図太いから何でも平気だった)
それからはずっと、楽しいを第一に無理をさせず、怖いものからはなるべく距離をとり、徐々に慣らす形でここまで来ました。
犬育ての基本的な考え方だと思う。
この辺に書いてあるかな。(ないかも)
怖い怖いは徐々に減ってきたけど、スケボーはまだまだ怖いし、トラックの扉を閉める音や台車のガラガラいう音、キックボードもまだまだ怖い。
だいぶマシになってきたけど怖い。
で、最近気になってきたのが、
怖いんですけど〜
って言えば飼い主がなんとかしてくれる、と思っている。
飼い主が犬を守るのは当然だし責務だけど、ある程度は「これは別に怖くないんだな」っていうのをもう少し感覚として持ってほしい。
COSMOはすごく頭が良くて(さくらと比べてだけど)、例えば何かをやってるふりをする。
形の上ではできてるけど、なんか流してる感じがする。気持ちが入ってないというか。
そうでなくて、もっと真剣にやってほしいんだけど…。
すごく上手に見えるんだけど、COSMOとやってるとなんとなく真剣味が足りないというか。
意味わかるかな…。
さくらは真面目っこ(基本なんに対しても真面目)だからすごく真剣なんだけど、さくらとの時とはなんか雰囲気が違うんだよ。
で、これがCOSMOの「嫌なものから逃げること」に通じてるような気がした。
例えば、何かトリックをやろうとする。
数回やってできないと、COSMOはヘソを曲げて逃げる。
部屋の隅っこでこちら様子を伺う。
オヤツを使ってもこない。
自分が気に入らないなら拒否すればいいやっていうところがCOSMOはすごく大きい。
つまり甘えが強い。
なので、ちょっとそれを許さないようにしている。
すっごく匙加減が難しいんだけど、もちろん犬の心を壊さないように、少し厳しくしています。
助けて〜って言ってきても、
やだ〜って拗ねられても。
逃げ出せるわけではない。通用しないんだなって気づいてもらう。
さくらなんて、頼まなくても自分でやるのにw
そして、嫌なことをひたすら回避するのではなく、受け入れたり流せるようにする。
それは、俗に言う信頼関係と密着してるからとても難しいと思う。
だけど、絶対できるっていう確信がある。
強情でも頑固でもいいからメンタルがタフな犬を迎えようと思ってたから(だったらシェルティにするなよ!っていう声が聞こえてきそうw)、まさかこんなことでつまづくとは思ってなかった。
時間がかかってもいいから、頑張ろうね。
これがCOSMOと私の、最大の挑戦かもしれません。
これを克服できたら、きっと強固な絆を得られるよ。