ダラダラさくらも可愛い🩷
シニアだからいっぱい寝てね!
さくらが見えなくなって、てんかん発作が多くなって健康不安が増大したのが昨年の2月から3月にかけてだった。
この頃は色々とショックで。だってその直前まで普通にオビやったりディスクの練習したりしてたのに、
まだ11歳だよ!?なんで!?っていう気持ちがあった。
そして、さくらの健康面のケア(てんかんはもちろん、心身の状態はよくなかった)と、見えなくなって不安がいっぱいのさくらの心のケアに集中していた。
去年一年は本当にそれが生活の中心だった。
そしてさくらのケアをする中で、見えないさくらが頑張ってお散歩をしてくれたり、楽しそうにグラウンドを走ったり、
以前は怖がって歩けなかった道を這いつくばって歩こうとしたり、
見えないのに「アップ」のコマンドで段差に飛び乗ったり。
見えない世界のゼロからの出発。
まるでパピーのトレーニングみたいなことをずっとしていた。
家の中でも、見えなくなって半年ぐらいは本当に、クレートに閉じこもっている時間がとても長くて、
「もう一生このまんまなのかな」
って寂しい気持ちになったりしたけど、慣れてくると普通にひょいひょい歩いてくれるようになってきた。
昨年は毎日さくらの世話メインだった。
そのかいあって、昨年3月を最後にてんかん発作はでてません!
よかったー!
そんな生活をするうちに、さくらの一挙手一投足が嬉しくて、愛おしくて、本当に
いてくれるだけでありがとう!
お散歩一緒に行ってくれてありがとう!
日向ぼっこして可愛いな!
撫でさせてくれてありがとう!
楽しんでくれてありがとう!
いつも通り元気でありがとう!
っていう気持ちに自然となっていた。
何にも要求しない、ただいてくれるだけで心が満たされる。
本当に感謝の気持ちがいっぱいになってる。
本当はこういう気持ちがフラットに、普段から、っていうか根底になければならないのに、
自分は常に犬に何かを要求しているんだなと思った。
何かにつけて指示を出したり、昨日より今日の方が上達していなければいけないとか。
仕事ではベンチャーにいたからそういう癖がついちゃってるんだなぁ。
あと、競技とかやってるとどうしてもそういう気持ちになりがちなのかもしれないけど、
競技とかやってるからこそ、そうでなくていてくれるだけでありがとうっていう気持ちを普段から持たないといけないんだよな。
…っていうことを、さくらが教えてくれました。
犬たちは懸命に飼い主の言うことに従おうとして、心身ともにいっぱいいっぱいになってることに、なんでもっと早く気づかなかったんだろう。
さくらはもうトレーニングを詰むことは卒業したけど、普段のオビなんかはやっています。
それはさくらがやりたがるからです。
ディスクも、さくらがやりたがるからパパとやっています。
「やらせる」んじゃなくて「やりたくてやる」っていうところに、シニアなさくらとやっとたどり着いた。
今のこの気持ちをもっと大切に、COSMOとの関係を見直していかなきゃな。
犬たちは愛情も楽しさも全部くれます。
私は何を犬たちに与えられてるんだろうか?
心身が満たされるようなことを与えられてるとちょっと思えない。
さくらとそういう関係になるまで11年もかかっちゃった。
なかなか自分を変えるのは難しいけど、自分しか変えられないし、自分の悪いところは変えないといけないから、
自分の悪いところと向き合うのは苦しい作業だけど、頑張ります💪
さくらはいちにち2回のお散歩、なるべくトータル1時間半を目標にしてます☺️