見えなくても、窓のサッシを越えて、出入りするさくら、お利口。
さくらがほとんど見えなくなってまだ1週間ぐらいです。
徐々にではなく数日で急激に見えなくなったのでさくらはかなり不安だと思いますが、私が見る限りでは環境を整えてあげれば割と安心して暮らしてくれています。
ただ、キャリーバッグの中にいることが多くなりました。
これはしばらく慣れるまで無理かな。
よく言われるように、家の中はだいたいレイアウトを把握してるから大丈夫。
屋内と庭の段差も注意深く歩いて通れる。
屋外は、グラウンドや広場的な土の上は喜んで歩きます。
でもアスファルトがダメで、固まってしまう。
アスファルトっていろんな段差があったり、車やバイクが通ったり人通りがあったり、犬にとってはかなり障害物の多い、気をつけなければいけない場所なんだなあと痛感しました。
あと、抱き抱えて降ろすときに犬がすごく不安になります。
地面が見えないから、地面との距離がわからず怖いんだと思う。
庭に出すときも気をつけなきゃいけなくて、外部の音にすごく警戒することがある。
なのでビビらないように配慮しながら自信をつけることを目標に見えない生活のトレーニングをしています。
で、さくらとトレーニングをしてきてよかったな、と思った。
というのは、トレーニングをしているとハンドラーに意識が向いてるから「ハンドラーがいるから安心」という環境になるので、見えなくても自分たちの行動が安心であればそれほど不安にならないように見える。
そして、トレーニングという名の遊びを色々とすることができるので犬も飽きないし、そういう意味では意外と「できなくなったこと」はそれほどないように思えた。
最低、ヒールシットダウンステイカムの、基本のコマンドは教えておくと犬の安心ツールになる。
ダンスの人みたいにいろんなことをたくさん教えたらもっとだね。
ただやっぱり、見えないのは本当に不便で、目の前に草むらがあっても気づかないし、目を傷つけたり段差で足を踏み外したりという可能性がある。
そして何かものが飛んできたりしても気づかないから怪我をするリスクは確実に高いと思う。これがなんと入っても困る。
だから視力を取り戻したいと思うよやっぱり。
他にもいろいろな気づきがあるけどまた改めて。