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K9DJ GPF 2022 中川村 COSMOのDDF前編

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書きっぱなしの長文です。

 

土日は心待ちにしていた、K9ディスクジャパンさんのファイナルに、長野県中川村に行ってきました。

 

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金曜日から中川村に入り前泊して2泊でファイナルを楽しみました。

 

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旅館だよー!

 

 

土曜日の朝、会場に着くと。

中川村の公園は山の麓にあり、朝日が綺麗に照っていて、非日常的な雰囲気。

 

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お祭り気分なファイナルをイメージしていましたが、しんと静まり返って神聖な感じがしました。

 

この日を迎えられてよかった、本当に心から思いました。

 

行き交う人はみんな顔見知りで、おはようございます、よろしくお願いしますと声を交わしました。

 

コミュ障だから知ってる人がたくさんいると安心するのさw

 

ここでの2日間が、自分たちの集大成なんだ。

この1年間を振り返り、本当にいろんなことがあったと思い出し、ちょっと胸が熱くなるとともに、

1年前の状態に戻ったらどうしようwなんて要らない心配も一瞬しちゃったりして…

 

COSMOとのフリーはそれぐらいいろんなことがあった。

 

でもたくさんの難題を克服して、自分とCOSMOはそれまでよりもずっと良くなってここにいるから、大丈夫。

って確信していた。

 

13エントリー中、決勝ラウンドに残れるのは6チーム。

 

今回の目標は決勝ラウンドに残ること。

そしてどんな結果であっても、良くても悪くても自分たちの実力だ。

そう考えていました。

 

ファイナルは一年の集大成であり今の自分たちの実力。

だからこそギリギリでも決勝ラウンドに残りたい、そう考えていました。

 

そして、自分の戦い方は。

 

私は人と競う、勝負事をしたことがないので、人と戦うというよりも自分と戦って決勝ラウンドに行くための戦い方という考え方なんだけど。

 

私はまだ全然大したことができません。

だから、自分が今やっていることを正確にやる。

そしてCOSMOが楽しそうに最後までやる!!!!←これに尽きる

 

意欲は何よりも大切だし、COSMOは「楽しい」だけでやってるから、それを最後まで維持できるようにする。

 

そうすれば一定の結果は得られるはず。これまでもそうだったし。

 

予想では、自分の今の実力は他の人と比べて7番目ぐらいに行ければいいなというぐらいで、正直決勝ラウンドは微妙でした。

 

でも、だから、とにかく楽しく正確に。

犬が意欲的にキャッチして他のお願いごとを聞いてくれて、そうしたら走れる、キャッチできる、の繰り返し。

 

それを心がけました。

 

中川村は初めての場所で、たまに鉄砲の(多分獣除けの)音が聞こえます。

慣れない環境がCOSMOが大丈夫か心配でした。

でも、それは杞憂でした。COSMOは会場ではとても楽しそうで、特にコートを見るとモチベーションが上がっているようでした。

 

DDFは最初に行われる競技なので、サブコートでCOSMOを少し動かしました。

 

キックがうまくいかないので、3回やってみた。

…したら、キックに入ってこなくなったwやばい…キック外すか?と一瞬悩みました。

 

でも、ドッグコントロールみたいなのはほとんど入れてない私たち。

キックは入れると宣言してたし。

本番は意欲的になるからいいだろう!

と前向きに、自分たちを信じて、あまり深く考えないことにしました。

 

 

開会式が始まり、そのあとの年間表彰で、COSMOは何と敢闘賞に選ばれました!

「敢闘賞を発表します。成井COSMO!!」って代表の松岡さんが言った時に、わーって会場が湧いて皆さんが祝福してくださいました。

小さなトロフィーまで頂いてしまいました。

COSMOとの頑張りが認められたみたいで、すごく嬉しかった。

 

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とっても嬉しかったけど、「この後のフリーがへぼかったらやばい」と若干プレッシャーでしたw

 

 

そしてDDフリーが始まりました。

自分の前の他の人の演技は見ませんでした。

他の人がうまく行ってても不安になるし、失敗したらそれはそれで不安になるし…なので、一切見ないでCOSMOをトイレ出ししたりしていました。

 

そして自分の演技の順番が回ってきました。

私はCOSMOと心を一つに合わせるために同じ目線になり、呼吸を合わせて「レッツゴー!」と言いながら体をポンと叩き、フィールドインしました。

 

結構風が強かったー。でも風が強い方が私はなぜか集中する気がする

 

そして演技が終わり…

 

なんと、

後半記憶にないw

 

ただ、

2回目のバックボルトをミスって軽くテンパリ、ジグザグの前まで混乱してたのでプラントを忘れた

というのはおぼろげに覚えていて、自分としての印象は「パッとしない出来」でした。

 

でも終わった後に、DDFに出ててスタッフもやってるRくんに「COSMO結構いい点数だと思いますよ!僕スタッフやってるからわかるんです」って言われました。

そうかな…?この時はこの言葉をきちんと信じられていませんでした(Rくんごめんなさい)。

 

その後お友達に「よかったよ!」って声をかけられたけど、私はかなりしょんぼりしていたみたい。

(ネガティブ星人卒業しなきゃね…)

 

でもパパからもよかったよ、結構他の人も失敗してたからいい結果かもよって言われて、そうかなって思うことにした!

 

そしたら、なんと!

 

1R終了の時点で13エントリー中3位!

 

え!?まじ!?って思った。

そして上位とは僅差。2位のティガーとは誤差の範囲だし、1位のじゅんとも3ポイント差。

 

Rくんが言った通り、COSMOはすごく良い点数でした。本当に。

そしてお友達やパパが言ってた通り、良かったのです。

 

人のいうことは前向きに素直に聞かないとな…反省…。

皆さんありがとうございます。

 

 

でもディスタンスで壮大にまくられるだろうからと、この時点であまり浮かれないようにしました。

変な期待も失望もしない方が精神衛生上良いw

 

その日は翌日のために早々に旅館に戻り、敢闘賞をもらえた祝杯を上げました。

 

続く!

 

 

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