今日のお散歩は、ママが体調良くないからダブル散歩。
気分転換にただひたすら、いっぱい歩いた。
最近、さくらとトレーニングしたりお散歩したりしてる時に気づいたんだけど、
ようやく、さくらとの心が繋がってきたように思う。
それは楽しいとか従うとかっていうことではなく、慮るとか譲歩するとかっていう気持ちがさくらから汲み取れる感じがする。
もちろん決して素晴らしい犬ではない、よく吠えるしガウガウすることもまだある。
とても強情で興奮症で手に負えないこともある。
一回のキューで言うことをいつもきいてくれるわけでもない。
私もトレーニングの技術に長けてるとかじゃないし、腹が立てばイライラする。
普通の犬と普通の飼い主。
だからなんかすごいとか、そういうのじゃ全然ない。
年齢的に丸くなったという部分があるかもしれないけど、特に楽しくなくてもおやつがなくても、お願いに対してそれほど渋々という感じではなく、なんとなく納得して受け入れてくれてきたような気がする。
機械的に(反射的に、本能的に)受け入れるんじゃなくて、さくらの心の中で受け入れてる感じがすごくする。
それは、犬と人がそれぞれ存在するんじゃなくて、二人でひとつのチームだよねっていう暗黙の了解のように思える。
ラリオビの先生が、ダンスのペアが本当に息が合うのは7-8歳からみたいなことを言ってた。
さくら、今10歳。なんにもつながりを持とうとしなかった最初の5年。
さくらは私のことを見ようともしなかった。自分の要求を通すときだけ私のことを見た。
アイコンタクトなんて取れると思わなかった。
そして6歳から色々始めて、お互いにぶつかることも少なくなかった。いや、ぶつかってばかりだった。お互いが自分の要求を通すために。
そういういろんな経験を経て、お互いにそれでも大切なチームだからっていうことをようやく本当に理解し始めたのかな。
以前は表面的なことばかり求めてきた。
でも私も変わり始めた。
COSMOはさくらよりずっと優秀だし(最初からある程度トレーニング入れてるからってのはあるけど)、飼い主に集中をしてくれるけど、
やりたいことをやるとか楽しいからやってるっていう感じで(もちろんそれが重要なんだけど)、心が繋がってる!っていうのは感じたことがないような気がする。
犬たちとの暮らしのが本当の楽しさが少しわかってきたかな。
犬を飼う喜びを与えてくれるさくらに感謝。
もちろんCOSMOにも感謝。
もっと上手に犬たちを導き、楽しい生活ができるように頑張ります。
いや、犬たちが導いてくれてるんだよね。
慢心しちゃいけないね。