この間、アジをやってるおともだちから聞いたんだけど、ボーダーでアジをやるのってすごく難しいらしい。
へ?逆じゃない?って思ったんだけど、想像したのと違う意味で難しいってことだった。
ボーダーはできて当たり前だからそういう意味じゃなかった。
理由は人がついていけないから。
走るスピードはもちろんなんだけど、判断して実行するっていう全てのスピードが犬に追いつけなくなるらしい。身体能力以上に頭の回転も追いつかないからね。
もちろん普段は犬が人に合わせてくれるように訓練や練習をするんだろうけど、本番は焦るしね。
それに加えてランニングコンタクトとかをやったりすると(流行っててみんなやりたがるんだって)、犬と人の距離がどんどん離れて、コントロール不能になって失格!
っていうパターンが多いそうです。
おともだちが
「自分に合ったことをやらなければいけないのにね」
って言ってた。
「自分に合ったことをやらなければいけない」
「自分に合ったことをやらなければいけない」
これを反芻しました。
これは、私に合ったこと、そしてさくらとCOSMOそれぞれに合ったことをやらなければいけないっていう意味です。
つまり自分自身を知らなければいけないってことだな。
何も知らない時はなんとなく自分でもできるだろうと思っていて、
実際に携わってみると知らなかった難しさを知るようになって、
みんなこんな大変なことやってるのか!って痛感しつつも、
途中で犬のせいにしてみたりして、
でも。
やっぱり自分の今の能力と努力不足でできないんだな。
ってことを痛いほど味わって。
今やるべきことが何かを考えることに試行錯誤して、
ようやくいろんなことがいったん着地した。
↑
イマココ
「これがやりたい」
「だけど、自分はこれしかできない」
「これをやるとここがこうなる」
「犬はここまでできるから、こうするのがベスト」
って、シミュレーションを重ねていって、今の自分たちのベストをその都度選択する。
そして、
今の自分が何ができていて何ができてないか、何が成長していて何が停滞してるか。
優先順位を間違えてないか。
やり方はこれで正しいか。
犬を導いてあげられているか。
やればやるほど自信が無くなっていくんだけど、ちょっとずつ成長してるはずだから、
半年後、1年後の自分たちの姿を想像しながら、できるだけの努力をしながら、楽しく歩んでいこうね。
自分らしくね。