今日、小雨の中、マンションの駐車場でさくらとオビの練習をしてた時、小さな男の子とお母さんがいらっしゃって、さくらのオビの練習を見たり、男の子からさくらにおやつをあげてもらったりしました。
男の子が「今の何の音?」って。
「これは何?」って言われて…
まともに説明できなかったー!!
「小さな子どもに説明できる」ほど咀嚼できていたら、きっと犬への対応もかなり上達すると思う。
犬は小さな子ども以上にわけわからないから。
だから、犬に対してすることが「小さな子どもに説明するとしたらなんていうか?」を考えながらやっていきたいと思いました。
で、このブログを読んでくれる方でもしかしたらクリッカーの使い方とか知らない方がいらっしゃるかもしれないので(検索経由の方は特に)、そこもちょっと触れておきます。
たぶん、一家に一個は転がってるクリッカー。
さくらはこれで素晴らしくトレーニングが捗ってます。
クリッカーや犬笛の音、ノーズワークや臭気選別の匂いなんかもそうだけど、それぞれは当然何の意味も持ちません。
※ノーズワークはフードサーチではなく、アロマの匂いを使います。
なのでチャージといって、意味づけをする、刷り込みを行います。
クリッカーはいいことをしたり「正解!」の合図として、褒める代わりなどに使います。
だから、「この音が嬉しい!」と思うように、主に食べ物で刷り込んでいく。他もだいたいそう。
だから「最大限に美味しいもの」で刷り込みます。
ノーズワークのレッスンの時に言われた。
さくらちゃんが一番好きな食べ物は!?って言われて、あ、チーズだ!って思って。
レッスン会場にはミートボールがあったので(もちろん肉も大好き)それを拝借して、匂いを刷り込んだりしました。
おかげでさくらはある程度ノーズワークができるようになりました。
久々に再開しようかな…。
で、話の続きなんだけど、
食べ物にすごく執着する犬は刷り込みがすごく早いけど(もちろん頭のいい犬種はもっと全然早いよ)、食べ物にそれほど執着がなかったり、音がするものは音響シャイのある犬はちょっと時間がかかる^^;
例えばうちは、さくらはクリッカーの刷り込みが比較的早かったけど、COSMOはまだ完全ではない。
クリッカーのあの独特の「カチッ」っていう音(変な金属音)自体に警戒してしまってました。
そうなると「嫌」というのが前に来るから刷り込みどころではなくなってしまう。
かといって、音に慣らせるためにカチカチやるわけにもいかない。
無意味な音、環境音にしてはいけないので…。
ダンスの先生とかに習えば適切なトレーニング方法があると思うんだけど、私習ってないんで…。悩みどころなのだ
なので、COSMOの場合は上記に加えて「さくらとママがクリッカーを用いてトレーニングをする」という風景を見せます。
こすちんはさくらにヤキモチを焼くので、それに乗っかる感じかな。
人も犬も最初は何も意味がありません。
それをさまざまな体験を通じて意味を持ち学習をしていきます。
人(飼い主)がちょっと目を離している隙に、犬はさまざまな体験をし、人が気づかない間に思わぬ学習をしています。
最近、周囲の方にそういうことをすごく注意される。
「今見てないとダメじゃん!!」って言われる。
犬が意識するものはすべて事前に把握してないとだめ、それぐらい集中してないとダメ。
それ以来、家の中でも、犬と一緒の部屋にいるときは、洗い物をしてる時も食事の時も全身を目にして犬を取り巻く環境を意識しています。
その成果か、COSMOは窓の外に警戒して吠えることが減ってきた!
よかったです。
さくらを迎えて9年にして初心者犬飼いだけど、人間が成長しないと犬の成長はないから、犬たちのためにも、頑張っていくよ。