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犬にとっての遊びと仕事 褒めと叱ると犬との対話

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望む行動をしてもらう。中には、犬が好まないこともある。
だから対話が大切。
 
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いま、さくらがディスクをペロペロ出さないためのトレーニングだってそう。
できなくちゃいけないけど、さくらは好まない。
 
でもさくらはできるようになってきてる。頑張ってる。
 
今回は自分の覚書。乱文です。
 
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 この「遊び」と「仕事」っていうのをここ一年ぐらい考えていた。
結構いろんな意見がある。
  • 犬は仕事をする生き物だ
  • ドッグスポーツは犬と飼い主の遊びだ
などという考え方が基礎にある。すごく正しい。こうあるべき。でもこうあるために正しい努力が必要だと思ってる。
 
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上記のほかにいろんな意見があって、仕事を好む犬と好まない犬がいる、小型犬は特に遊びであるべき、などなど。
 
そのすべてがいろんな方の経験に基づいていたりしていて、それぞれに正しい。
 
ただ、それぞれに正しいためには、それぞれに適切な方法を行なった結果で正しくなる訳であって、意見だけ鵜呑みにしてやっても、ちっとも上手くいかないことが多かった。
 
方法を見よう見まねで真似しても、結局本質的なところが違っていたりして、失敗に終わってしまうこともたくさんあった。
失敗をたくさんしてきた。本当にさくらには申し訳ないことをしたと思ってる。
 
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犬にとっての遊びと仕事というのは、多分自分が思っている以上に近いものなんじゃないのかな、と思ってる。
 
遊び(仕事)が大好きな犬はいろんなことに積極的に自分から挑戦し、ガンガン学んでいく。
 
さくらのような犬はそうじゃないから、場合によっては強制的に仕向けなきゃいけない。
 
それは、一種の命令みたいなものなので、遊びには遠く及ばないと思われるかもしれない。
 
でも、犬って、基本的にやりたくないことはしない。
 
人間は例えば「大学に合格するために嫌いな受験勉強をやる」っていうのがあるでしょ?でも、犬には未来という概念がないので、やりたくないことをするというのが根本的にないと思う。
 
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もちろん、昔みたいに暴力的なトレーニングをやるならやりたくないこともするかもしれないけど(痛い思いをしたくないから、みたいな)、強制で「やらねばならないからやる」という、理不尽を受け入れるということは、やりたくないこととは違うと思う。
 
そして結果的に報酬が付いてくると、その「やらねばならない」ことは、いつのまにか「やりたいこと」になる。
 
 
犬は放っておくと好き勝手なことばかりする。それは人間の庇護のもとにあるからだと思う。猫も一緒。
野生の生き物は好き勝手やっているようで、そのほとんどが生命の維持のためにやってる。「やらねばならない」からやってる。
人間の「やらねばならないこと」の大部分は「やりたくないこと」。受験勉強、仕事、対人関係、生きていくためとはいえやりたくもないことをやらざるを得ない。
 
犬はそもそも人間と共生する生き物なので、人間が仕事を与える必要が大前提にある。
だから好き勝手ばかりさせちゃいけないんだと思う。
 
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結構よく聞くのは「ダンベルだけは強制でやらないとだめ」っていう話。
「遊びでダンベルを練習してしまい、ガジガジ噛んだりポロポロ落とす癖がついてしまった」っていう話を見聞きする。
 
実際、さくらもダンベルは強制で入れた(もちろん先生の指導のもとだよ)。
 
そしてその結果、ダンベルは頑張ってる(しばらくやらないと忘れちゃうけど 汗)。
いっぱいやってるといつしか楽しい、好きになるんだなあと実感する。
 
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「褒めるしつけ」とか「褒める」「叱る」っていう言葉が一人歩きして、これこそ擬人化だと思うんだけど、人間を褒める、人間を叱る、っていうのと全然違うじゃない。概念がおかしい。
 
決定的に違うのが「叱る」。
例えば人間には「それ違うよ?」っていうのは叱るの範疇に入らない。
でも犬には「ノー」自体が否定なので叱るの範疇に入れてる人が多い。
 
ノーは全部叱るなのか?いや、そのあとに正解を出してあげればこれは叱るじゃない。
ノーはたくさんのレベルに分かれていて、それを使い分けて、そのうちの非常に強いノーが叱る、に該当する。
 
それ以外のノーは、犬と対話してお互いに理解し、「正しくないんだな」ということに気づいてもらうためのノー。
 
「褒める」「叱る」っていう言葉しかないから変になっちゃうんだな。と思う。
 
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犬との対話には「褒める」「叱る」以外に「注意する」「案内する」などたくさんの人間側の仕事がある。それに気がついてからさくらとの対話が良くなってきた。
「命令」だって悪くない。人間に指示出してもらうの好きな犬最高じゃん。心が通じてる。
 
「褒めて伸ばす」とか「叱っちゃダメ」とか、そんな単純なもんじゃない。
 
まだまだ勉強です。
 
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COSMOちゃんもそろそろ少しずつ、お願いをきいてくれるようになってね。
 
 
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