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巨大な台風19号が、日本にたくさんの被害をもたらしました。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
台風当時の様子の記事となります。
さくら家は40年余り前に台風による大規模な水害に見舞われた土地にありますが、
その水害を教訓に市は河川敷や護岸の改善を行っているので、安心していました。
だけど、時代はたぶん人類が想像するのとはまったく違うベクトルに進み、つまり温暖化による環境の変化で、それまでははるか西に来ていた台風が関東に来るようになるとは、
きっと当時の誰も予想していなかった。
近年急増している豪雨による災害など、日本の夏は熱帯に近いし、数十年前の予測からは遠く離れた現実があるのだと思う。
今回の台風19号はかなり巨大なもので、想像を絶する被害がある恐怖があり、40年前に「200年に一度」の水害を想定したここの河川敷の水位を大きく上回るかもしれないと、
我が家は避難準備をしました。
荷物をまとめ、デスクトップパソコンを高いところに移動し、万が一のことがあっても最悪にはならないようにした。
避難所に行こうともしたんだけど、
同じマンションの一階の人に聞いたら、万が一の時は、上層階に避難すればいいって言っていたので、そうしようかと思いました。
車は地下三階の駐車場、かなり深く掘ってるから大丈夫とは聞いてるけど念のために近隣の駐車場に移動。
出しておいたほうが即座に移動できるし。
その間も警報はやまない、最悪の事態を常にあたまに入れて自宅で待機してました。
緊張の面持ちのさくら。
ちなみに避難所は、最初は市役所近くの一箇所、そして近くの避難所も開放され自主避難の方が入れるようになり、
我々も行くことになるかと思い、ペットを入れられるか市役所に問い合わせたところ（市役所の方お忙しいところすみませんでした）、
市役所近くの公民館しかペットを入れられないとのこと。
他の避難所はダメで「避難所に入れられなくて良いので雨風をしのげるところにクレートを置かせてもらえますか？」と聞いたら、そもそも小中学校の敷地に犬を入れられないという話でした。
（これについてはまたいずれ書きます）
そして避難所は広くないのであっというまに満員になりました。
避難所という選択肢はなくなったのでなんかあったら車待機しかないね、という話をしながらじっと様子を伺っていました。
本当に恐怖でした。
さくらは風や雨の音にはまったく動じないというか鈍感なんだけど、私たちの様子がおかしいので過敏になり、とても警戒していました。
そのうちようやく台風が移動して風が弱まって、外に出ると、目の前の道路が冠水していました。
河川敷の水が下水管を伝って溢れ出ていました。
ここに路駐している車がないのが幸いでした。
しばらくして停電。短時間で終わったので冷蔵庫などにダメージはありませんでした。
キャンプ用品は本当に役に立ちます。
万が一のことがあってもテント生活できるからね、キャンプを趣味にしていてよかったなぁと思ってます。
台風は本当に恐ろしかったですが、幸い私たちに被害はありませんでした。
マンションの駐車場地下三階に残された車も無事で、しっかりしたマンションに住んでいてよかったと思いました。
そしてさくらは変わらず元気いっぱいで、それがなによりです。
これから一層の心がけと準備をしなければいけないなと痛感しました。
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