さくらがドッグスポーツ始めた頃に、ドッグスポーツなんて虐待だみたいに言われて、いまだに言われることがあります。
なんか、昔ながらの考え方なのかなー、と思う。
ちなみに関節は検査して異常ないし、臓器も大丈夫。肝心の心臓もオッケーです。
犬や犬種によっては、やらない方がいい場合ももちろんあります。
特にディスクは、ディスクをキャッチしたり、ボーダーコリーは2メートルとかジャンプするから目立つのかもしれないけど、
怪我でいうと、私の知る限りでは、ドッグスポーツが原因で負傷する犬より、普通に室内犬で、家の中で膝や腰を傷める犬の方がずっと多いです。
肥満の犬が多い、健康管理が甘い犬が多いなどの理由かな、と思います。
いろんな飼い方、生活の仕方があるし、それぞれの考え方だから、否定しないし、よそはよそ、うちはうち。
ディスクを始めて、さくらは格段に良い犬になってきてる。
こんな小さな犬が無理にディスクやらされてかわいそう、みたいに見えるのかもしれないけど、
元々、ボールのレトリーブが大好きで、バウンドしたボールをジャンプしてキャッチしたりしてた。
高いところにジャンプするのも大好き!
だから、その延長線上と考えてます。
そして、さくらは基本的にワガママに育ててしまったので、やりたくないことはしません。
絶賛矯正中です
あと、犬は自分ができる、やりたいと思ってる範囲のことしかやりません。
その範囲を広げていくのは、別にドッグスポーツだけじゃなくて、トレーニングの普通の話です。
ディスクドッグは「ディスクを犬にキャッチさせる」んではなく、犬と人間の遊びの手段としてディスクがある、
そのために犬が、人間と遊びたい!という欲求を持ち、人間が大好きじゃないといけない。
いまの先生に、最初にそう言われました。
だから、自ら人と遊びたい!っていう気持ちを育てています。
最近は、ディスクを出すと、自分から咥えてくるようになってきました。
遊ぼうよー!って。
ディスクを置いとくと、持ってくるよ
おメメもキラキラになってきてる
ディスクだけじゃなく、アジだってオビだって、良いチームは、犬がそこに喜びを見出してるし、期待にあふれた瞳で人間を見ています。
そういうのを目の当たりにすると、素晴らしい関係だな、うらやましいな、といつも思います。
犬は元々、人間に仕事を与えられてきたんだし、いきなりそれを奪って、犬がほとんど愛玩犬(JKCとかの分類じゃなくて事実上の)になったのは、特にここ数十年だと思います。
特に、米国都市部のペット文化を持ち込まれた日本は、その傾向が高いそうです。
欧州ではまだたくさんの犬種がお仕事してるし、オーストラリアとかだと普通に牧羊犬がいっぱいいて、
それが、そもそもの犬の姿なんだろうと思う。
さくらも、4年間は特に何にもしない犬で、いまだにトリーツがないとなかなかモチベーションが上がりません。
仕事に喜びを見出す生活をしてこなかったから、というか、さくらには仕事がありませんでした。
思えば、もったいないことをしてしまったと思います。
さくらは元々、身体を動かすのが大好きな犬だから、
あとは、4年間サボってきた、関係の改善やトレーニングをしていけば、もっといろんなことができると信じています。
せっかく犬との生活を送っているので、よりたくさんの体験を共有して、より良い関係を築けたらいいな、と思っています
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