※誤解を生じる表記の指摘を頂きましたので、一部表現を修正しました。※
先日のすいらんで、さくらは大喜びで走り、簡単アジリティタイムトライアルで3位に入ったわけなんですが。
チームさくらで頑張ったよ!
同じゲームに参加された方では、ここでレッスンを受けてるおうちが多かったです。
実際に起きてたことを書くのでここ発見して気を悪くされたらすみません。
でも、飼い主がお互いに改善して行ければと思っています。
なのでポッと出のさくらをスイスイ誘導できて、1分を切るタイムでゴールしたのに軽くショックを受けた方もいらしたみたいです。
なぜさくらがスイスイ楽しくやっていたかというと、さくらにはアジリティは「遊び」だからです。
ハードルを越えるのもトンネルを潜るのも、さくらの遊び。
ドッグウォークなどは、ドッグランにある楽しい遊びの設備で、やれば褒められます。
これを競技として始めると、簡単に拒否が出ます。
もちろん、競技は遊びの延長線上にあるべきなんですが、犬がしたくないこともできるようにならないといけなかったりするので、そう順調にもいきません。
拒否とはつまり「やりたくない」です。
そうなると飼い主はムキになります。
なんでできないの!
他の子はできてるのに!
普段はできてるじゃん!
飼い主さんは、自分に対して思っているのですが、その矛先は当然、犬に向けられます。
実際、この日のタイムトライアルでは、レッスンを受けているような子に結構の拒否行動が出ていました。
無理にドッグウォークに乗せて、途中で落ちてしまい、リードで一瞬宙吊りになるような、かなりヒヤヒヤしたアクシデントもありました。
また、犬の尻尾がさがり明らかに拒否してるのに、無理にやらせようとしている様子もありました。
拒否なのかワガママなのかの判断は難しいですが、尻尾が下がってしまったら絶対に続けてはならないので、ゲーム中だったとしても、棄権する選択も懸命な判断だと思います。
無理強いは犬の自尊心を傷つけ、飼い主を信用しなくなります。
飼い主だって「できない犬」が可愛くなくなってしまったり、自己嫌悪に陥ったりします。
犬の拒否は、競技に出る以上はある程度つきものだと思うのですが、拒否が少しでも出たら、対策しないといけないと思います。
なんでこんなに、珍しく断言してるかというと、上の赤い文字の叫びは、私自身の叫びだったからです。
私は昨年からさくらとドッグスポーツを始めて、たくさんの失敗を経験してきました。
さくらのせいじゃありません。さくらに向かない指導の仕方や方法論を導入した結果、良くない事態になったことが少なくなかったのです。
おそらく1番大きな問題は、私とさくらの関係がちゃんと構築できてないことだと思うので、いまはさくらと向き合うことを最重要に考えています。
ドッグスポーツのみならず、犬を飼う上でも、いちばん大切なことだよね。
ここに気づいていなければ、さくらの可能性を潰してしまい、最悪、さくらとの関係も悪化し、さくらを犬としてダメにしてしまったかもしれません。
とても反省しています。危ないところでした。
いまはさくらの拒否ができるだけ出ないように、練習も、さくらと一緒に考えながら行なっています。
珍しく真面目な内容になりましたが、重要なことだと思うので、心当たりがある方は、愛犬のために考えてみて頂きたいなと切に思います。
…昼間になにしてんだろ、さて、仕事してきまーす!
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