先週、私の大切な身近な人が空に行ってしまいました。
とても悲しい行き方でした。
いろんな局面でもっとこうしてあげればよかったということがあります。
救ってあげられませんでした。
今日から日常に戻っていますが、つい先週までの普通の毎日が、自分に戻ってくるのかまったくわかりません。
私にとっての世界が変わってしまいました。
今思ってるのは、
人がちょっとずつ変わっていく中で、ふと孤独や苦悩がその人を包み込んでいることに気づいたら、お節介でも積極的に手を差し伸べていたら。
それも早くから。
仮に、最後の最後に手を差し伸べても、もう受け入れられない状況になっているかもしれません。
人の気持ちは、長い時間をかけて、だんだんと蝕まれて行ってしまうんだなと思います。
気づかないことが多すぎました。
気付かないふりをしていたこともたくさんある。
私はクソな人間です。
自分から見た何かとその人から見た何か。
「良さそうだからいいだろう」と都合よく思い込んでしまうこと。
よく考えたら、どう考えてもおかしいのに。
当たり前に思っていても、よく考えたらどう考えてもおかしいことは山ほどあります。
自分の思い込み、認知の歪みが、人を傷つけ、取り返しのつかないことになることもあります。
彼女は私を恨んではいないでしょう。
でも私は救ってあげられなかったことが本当に悔やまれます。
いろんなことが頭から離れません。
仕事が忙しいとか。
いろんな言い訳をして面倒から目を遠ざけて、いろんなことを見過ごしていると、救えなくなる。
自分の無能さと無責任さと卑怯であることを恥じます。
これから自分のそういう部分とも向き合わなければいけません。
それ以前に彼女の十数年を紐解いていきます。
犬たちは元気です。