最近すごく思うようになってきたことがある。
さくらとディスクを始めた時、例えばフリーのトリックなどで「さくらは小さいんだから」と注意されるようなことがあったりした。
つまり小さいからこんな風なのはだめ、みたいな。(決して身体的に危険なことをやってるというわけではない)
※いま考えると意味が分からなかったりする
ベテランさんに何かを言われると「ベテランさんが言うんだから間違いないんだ」って鵜呑みにして、その結果さくらがつまらなくなったりして、悪くなることもあった。
トレーニングについてもスローについても「こうあるべき」って言う人がいて、プロ、ベテランが言うんだから正しいんだろうって考えて間に受けてやって、うまくいかなかったりする。
その都度時間をロスしている。
でもその度にそれを自分のせいにした。自分が下手だからだろうって。
根性がないから続けないからできないだろうって、全部自分のせいにした。
でも最近すごく思うんだ。
「こうでなければいけない」って言うのはあんまりない。
犬によって人によってやり方は違う。
もっと自分に自信を持って、自分を信じなきゃいけない。
ここまでさくらとやってきて、がんばってきて、COSMOだって順調に成長してる(完璧という意味ではありません)。
そして自分の犬だって、小さいからって「これしかできない」って決めつけるのは本当にやめようと思う。
小型犬だからこうじゃなきゃいけない、小型犬だからこの程度でいい、って言う人もいる。大抵ボーダーでやってる人。
すごいプレーをする人とかもいるけど、よく考えたらそういう人って小型犬のこと知らないじゃない!!
…っていうことは分かってたんだけど、何しろ自分に自信がないから結局
人の意見>自分の意見
にしてた。
それは、自分で考えるということの放棄だし、自分で決めることの責任からの逃避だ。
他人の意見を受け入れるのは否定するより簡単だから、自分が弱い人間だからということもある。
もっと自分を信じなければ、犬たちだって私のことを信頼できないだろう。
自分が少しでも疑問に思うことは「自分、自分の犬には正解ではないかも」という考えを持ち、自分の意思で決定していかなければいけない。
ここまで書いてて「なんて当たり前のことを書いてるんだ!」って思ってる人がいるかもしれないけど、
私は幼少期の経験から激しい自己否定の人格形成をしてしまったから、この自己否定からの脱却というのがとても自分には難しい。
だけど。
もっと自分に自信を持つ。自分から逃げない。
COSMOは身体能力が高く、キャッチセンスも良いです。
上手に育てれば素晴らしいプレイを披露してくれるはず。
さくらも、身体能力的なピークはとっくに過ぎて、練習も必要最低限にしてるけど、ハンドラーへの集中力は改善してきたし、まだまだどんどんよくなります。
最近バックボルトの練習も再開しました!!
自分を認めて自分を信じて、
自分の犬たちを信じて、
振り回されずに行きたい。