先日食糞の話をお友だちとしていて、私は「食糞はある程度仕方ないよ、淡々と片付けていれば減ってくるから」っていう話をしてて、久々に思い出したCOSMOの食糞の話。
今でもなくなったわけではないんだけど、ウンチしたらご褒美もらいに喜んでくるし、目を離している時はケージかクレートに入ってもらってるので(ケージなどの中では用を足さない)、生後半年ぐらいからは問題なしです。
COSMOは結構トイレトレーニングに難航したの。
さくらは瞬殺でできたけどCOSMOは2ヶ月はかかった。
そしてさくらは食糞しなかったから、他人事だと思ってたんだよ。
トイレトレーニングが完了した頃。
しかし最初の頃は…生後4ヶ月ぐらいまで(迎えて1ヵ月ぐらい)は本当に食糞地獄だった。
用を足すとその場でくるっと回って食べようとするし、しかも食糞あるあるだと思うんだけど、楽しいらしくおもちゃにするんだよねー…。
特にさくらのうんち!
さくらがうんちをするとCOSMOのテンション爆上げで
「ヒューーーーーーーっ!!!!」
って独特の喜びの声を上げて、さくらのうんちを咥えて部屋中を走り回ること数回…
そのあとは大抵座椅子の上でうんちをぐちゃぐちゃ弄んだりして、その惨状を目にして呆然とするママ。
(一瞬目を離した隙にやってしまっていた)
…なんてのは日常茶飯事で、
今だから書ける地獄絵図を経験したことがある。
これからその地獄の体験を話そうと思う。
COSMO多分生後4ヶ月未満のころ。
当時のコスモは朝の4時ぐらいから寂しくてヒーヒー泣いてたんだよね。
そしたらママが布団ごとリビングに移動してCOSMOのケージの前で少し寝るというのを毎日繰り返してたんだけど。
たまーに、ケージの中から「もそもそもそ…」っていう音が異臭とともにして、ママは「あ゛あ゛〜〜〜」って思う。
ケージにかけてある布を恐る恐る開けてみると、COSMOがうんこを食ってる。
眠い目を擦りながらうんこを始末しコスモの口をきれいにしケージを掃除する。
なんとも言えない気分だったなあ…。
で、中でも衝撃の事件があった。
当時はCOSMOのケージにはベッドがわりに(ベッドはぶっ壊すので)座布団を置いてたんだけどね。
例によって明け方にもそもそもそ…ってうんこ食ってる音の直後に「おえー」って吐くような音がしたので、慌ててケージのかけ布を上げたのね。
そうしたら…
座布団の上に茶色い物体を吐いている!
これは…うんこゲロだ!!!!!!
衝撃。
ちなみにママは下の話がすっごく苦手なの、実は。
おそらく幼少期のトラウマ(実は3歳ごろの記憶がちょっと残ってる)だと思うんだけど、なので不潔な公衆便所とか絶対に入れないんです。
まあでも片付けなくちゃしょうがないから。パパはまだ寝てるし。
とりあえずこのゲロをなんとかしよう、座布団は捨てるけどその前にトイレにこの汚物を流そうと思って汚物が溢れないようにトイレに持ってった。
そうしたらトイレの前で、汚物の匂いが鼻をついた瞬間!!
反射的にママも胃液を吐き戻してしまった。
もうね、「気持ち悪い」とか「おえおえ言う」とかじゃなくてね、体が生命の危機を感じたのか!?本当に反射的に吐いた!!
犬のうんこゲロと自分の嘔吐。まさに地獄。
早朝だったから胃液だけだったのが幸いだったんだけど、もう考えている余裕すらなくて、汚れた座布団を袋に詰めて、床をきれいに掃除して…。トイレットペーパーで拭いてトイレで流してを繰り返した。
そうしたら。
悪いことは続くもので。
トイレが詰まった。
トイレの床にあふれる紙とCOSMOの汚物。
もう考えてる余裕すらない。マンションの中庭のパッコンを一瞬借りて(犬用フラッシュのところにパッコンがある)なんとか流し。
トイレの汚れた床を必死に掃除した。
もう、阿鼻叫喚とはこのこと。
今だから笑えるんだけどもうこの日は笑えなくて、COSMOが全然可愛いと思えなくて、本当に自分が情けなくて、そしてこの食糞地獄との戦いはどのぐらい続くんだろう、
この犬はこれからもずっとケージの中でうんこを食べて、そしてしばしばそれを吐いてしまうんだろうかと。それを片付けて自分は情けない気持ちでいっぱいになる、それがずっと続くんだろうかと。
もちろんそんな訳はなく、半年過ぎたらうんこもそれほど食べなくなり、トイレも全く問題なくなったんだけどね。
パピーの頃は心が折れることが色々あるけど、大変なことがあればあるほど後からいい思い出になるって話だよw