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さくら誤飲トラブルの一部始終

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さくら、昨日午後から大変具合が悪くなり、かかりつけ医と夜間救急に行き、本日午前中にかかりつけ医に行ってきました。

 

久々の誤飲によるトラブルでした。

 

自分の致命的なミスの猛省含め、一部始終を書いて記録にします。

 

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頑張って疲れてるけど元気になってきた🥰

 

 

INDEX

 

 

5月20日 不調?から体調悪化

 

14時 白い泡を吐き、お祈りのポーズ

14時頃、突然白い泡をたくさん吐いた。

 

先週も白い泡を吐いて、先週は特に何も混じってなかったけど、今回は朝ごはんなども混じっていた。

 

この時から体調が悪そうでお祈りのポーズを頻繁にするようになった。

 

16時 お散歩で草を食べる

元気は普段と変わらずなのでお散歩に出た。お散歩中はとにかく草を食べたがる。胃が辛いのだろうと思った。

 

でもこの時も元気だったのでトレーニングやディスクの練習をした。意欲は高かった。

 

帰宅後、水分補給に味をつけたお水を少々あげた。

 

17時 胃酸分泌抑制剤を投与

以前のかかりつけで頂いていた吐き気どめのお薬をパパが投与する。

 

18時 症状が悪化

さらに具合が悪そうになる。症状は明らかに悪化している。急遽かかりつけ医(今の)に電話して、時間外だが緊急で診てもらうことにした。

 

かかりつけ医 時間外診療

 

19時 診察 エコーとレントゲン

かかりつけ医でまずエコー。左腹に大きな影がある。何かが詰まってる?

 

でも一時的なものかもしれない。ウンチかもしれない。

 

レントゲンを撮るが映らず(レントゲンは金属とかしか映らないので)。

 

再度エコーを見るとやはり先ほどと同じ部分に何かが映る。

 

一定時間をおいて二回エコーで見て二回とも影が映っているのでこれは何かあるだろう

これの片側に液体が大量にたまっている。詰まっている可能性が高い

だがこの時点で異物かうんちかもわからない(断言できない)

 とのこと。

 

「朝ごはんは食べた?」と聞かれたので普段通り食べたと聞いたら、夕飯も食欲があるようならあげて良いと言われた。

ただし急変があるようなら夜間救急へという話をする。

 

ちなみに今回注意されたのは以下。今後気をつける。

  • 草は食べさせない
    ただでさえ気持ち悪いのに余計吐こうとするので草は食べさせちゃダメ(これはいろんな意見があるけど私は獣医さんの意見を尊重しようと思う)
  • 薬はむやみに飲ませない
    症状を抑えるだけなので薬はむやみに飲ませない。
    また、今回は吐こうと草を食べてそれを止めようと薬を飲ませるという二律背反することをしてしまっている。絶対ダメ。

 

夕飯後 症状悪化〜夜間救急

 
20時 夕ご飯を食べる 症状悪化

夕ご飯を食べる。かなりゆっくり、嫌そうというか違和感がある感じで食べる。

 

そのあとお祈りのポーズが増え、全身の震えが止まらず、身体の置きどころがないという感じで家の中をウロウロする。

 

痛みが強いのか身体をぐにゃぐにゃ動かす。明らかに腹部に強い違和感があるのは間違いない。

 

こんな様子は初めてだ。さくらはかなり辛いのだ。さくらの危機だ。

 

20時40分 夜間救急に電話

深沢にある夜間救急(TRVA)に電話する。

trva.jp

概要を説明した。今は混んでいるとのことで22時に来るように言われる。

新型コロナウイルス対策で、診察に付き添うのは人間は一人だけとのこと。

一部始終を見ている私が付き添うことになった。

 

 

郊外とはいえ、都市部に住んでいるとこういう施設があることにすごく感謝した。

ありがたい。

 

お願いです、さくらを救ってください。

 

22時 夜間救急到着

診察室には2人の飼い主がいた。さくらを先に渡してしばらく待つ。

15分後ぐらいに呼ばれ、説明。

 

腹部に何かコリコリしたものがあるので再度エコーと血液検査をするとのこと。

 

 

 

待合室で待っていると診察室の奥で犬が吠えている。

もう、胸が潰れそうな気分で待ってた。さくらじゃないよね?

このワンコ、苦しくなければよいのに。

良くなってくれれば良いな。

さくらの血液検査の結果も心配だ。

とにかく全てが不安でたまらない。

 

 

23時 血液検査とエコーの結果

血液検査はOK。不謹慎かもだけどずっとGPT/ALTの値が非常に高かったので嬉しかった!

 

そしてエコーで見たところやはり影があり、何かが詰まっているのだろうとのこと。

 

これがかかりつけの先生に撮ってもらったもの。

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TRVAのエコー。

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同じものが映っている。

 

 

かかりつけのお医者さんと同じ見解です、と言われた。

 

ちなみにさくらはこの時バックヤードでワンワン吠えていた…

 

そして

異物らしきものの片側に大量に液体が溜まっている(かかりつけでも言われた)

胃腸の動きがすごく悪い。詰まっているからだろう(かかりつけでも言われた)

お腹を触るとコリコリしたものがある。長さ15mm/幅11mmぐらい。

大腸の手前あたり。これが悪さをしている可能性が高い。

切って(開腹)しまった方が良いかもしれない。

と言われた。

 

15mm/11mmって、さくらの身体からするとすごい大きさだ。

 

実際に触ってみると確かにある。こんなものがなぜあるのか。なんだこれは。

 

混乱と不安でいっぱいになる。

 

腸閉塞になったら腸が壊死してしまったりするので一刻を争う。

 

 

この話をしている時に「さくらが夕飯と、お散歩の時に食べた葉っぱをすべて吐いた」と報告があった。

 

詰まっている状態で上から圧迫されているのはかなり辛いと思うので、少しだけ安堵した。

 

いったん帰宅、翌日診療することに

ここで

  1. このまま手術をする
  2. 救急で朝まで点滴+様子を見る
  3. 帰宅し翌日かかりつけ医で受診(木曜はかかりつけが休みなので急患でも受けられない場合は近隣の動物病院にいく)

を提示される。

 

ちなみに、夜間救急での手術はかなり高額になるので暗におすすめできないという感じだった。

 

「2」であれば万が一の際でも安心だけど、さくらは不安でずーっと吠えている。体力も心配だ。

なので「3」を選択。

 

朝までもたないような状態ではないだろう。…楽観視するわけではないけど、さくらの生命力に期待。

 

 

そして万が一の時、さくらは私たちと一緒にいれば安心だろう。

そんなことが起きないと信じてるけど。

 

 

胃酸止めと吐き気止めを注射してもらい、23時50分頃、車で待機するパパの元に戻る。

 

帰宅後もさくらは相変わらず辛そうなので、一人で寝かせられず、一緒に寝た。

 

5月21日早朝 さくらうんちした!

 

5時頃 ママが邪魔でおトイレできない

夜中は寝たり起きたりのさくらが、5時頃からトイレに行くようになる。

 

最初は一回おしっこをして、そのあと幾度かトイレに行くので(うんちか!?)と思い、ついて行って「ワン、ツー」を言う。

…と、できない。布団に戻る。

 

これを数回繰り返し「私がいると落ち着いてうんちできないのかも」と思い、布団に戻る。

 

6時45分 大量のうんち

さくらがまたトイレに行く。今度は私はついて行かずに息を殺す。

戻ってきた。COSMOのトイレだ。即確認する。

 

 

 

うんちしてる!

 

しかも大量!!

 

 

 

泣くほど嬉しかった。もちろん安心したわけじゃないけど、腸が動いたと言うことだから。一歩前進。

 

7時台〜8時台 粘液(液体)を排泄

それから3回にわたって液体を排泄した。

 

素人の考えだけど詰まってたものが出て、そして「異物らしきものの隣にあった液体」が排泄されたのかな?

そう考えると嬉しいけどね。

 

まだ何にもわかったわけじゃないから喜べないけどね!

 
 
ちなみに水様便は排泄の際に気持ち悪いようで、COSMOのトイレではなく、慣れた自分のトイレで主に排泄した。
 

かかりつけ医 休診日だけど急患で診てくれた

 

電話のやりとり 必要に応じて手術を依頼

このあとかかりつけに電話したら留守番メッセージの後にすぐに院長先生が出た。

 

「手術をするかしないかということを決めてから来るように」と言われた。

 

手術にも当然リスクが伴う。実際に死亡する例もある。開けても何もなかった場合もある。

 

私は「今日早朝に大量に排泄した。動きがあったかもしれない。再度エコーをしてもらい、状態を見て、必要だったら手術を厭わない」と言う趣旨のことを伝えたと思う。

 

親族が病気で腸が壊死して亡くなってるから、すごく恐怖がある。それもあり手術を受け入れた。

 

医療機関連携に感謝

診察中に聞いたのだが、すでにTRVAから報告書が来ていて「ああ、さくら家が夜間救急に行ったんだな」とすぐにわかって、うちが診察に行くということも想定していたそうだ。

 

医療機関の連携、休診日の急患対応。本当に救われた。感謝しかない。本当に危機的状況だったから、ありがとうございます。

 

10時10分 かかりつけ医へ

予定時間前に行くとすぐに診察に入った。

 

エコーでさくらの腹部を診る。

 

まず昨日の部分。昨日あった大きな影が映らない。

他の部分も慎重に診る。腸は昨日より動いているとのこと。

特に致命的な部分は見つからない。

 

 

「うんち持って来てますか?」と言われる。

もちろん持って来てる!

「これが大量に排便したものです」と出す。

 

異物の正体

先生がうんちを指でほぐしていくと、すぐに

 

「あー!!これだ!!」

 

 

 

 

異物の正体は、なんと梅干しの種だった。

 

 

 

 

 

カリカリ梅ではない、普通の梅干しの種。

 

夜間救急で言われた「15mm/11mm」のサイズに近い。

 

一同安堵。

 

 

…だけどこんなに巨大なものを飲み込んでしまうことに、私はただただショックだった。

 

 

 

その後、誤飲のいろんな犬の話を聞き、中には死んでしまった犬もいることを聞き、厳重注意を受けた。誤飲は飼い主の責任。

 

犬の手の届くところは一層気をつけよう。

 

家の中も外も。すべてのシーンで。

 

 

先生ありがとうございました。

肝に命じます。

 

 

 

腸がダメージを受けてる、自然治癒を待つ

大きなものがしばらく滞留していて、そして排泄する際に腸壁が必ず傷ついている。

 

だから腸の中はだいぶダメージを受けてると思うけど、これは自然治癒を待つしかないから。と言われた。

 

ますますさくらに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

ご飯は普通にあげても良いとのこと。

 

お散歩中の誤飲の可能性が高い

最初梅干しの種は生ごみ処理機か何かから拾ったのかと思った。

でも最近朝食でご飯を食べてない。つまり梅干しを食べる機会が随分なかったのだ。

 

 

そして最近の河川敷の広場は家族連れがピクニックしたりで賑わっている。

 

だから「広場でお弁当かおにぎりなどを食べた人が捨てた梅干しの種をさくらが食べた」という可能性が高い。

 

よく見てるつもりだけど、さくらは食い気が凄まじく、特に「取られそうなもの」を食べるのは本当に一瞬。

 

さくらの散歩は注意点を明文化して夫婦で確認し合おうと思う。

 

想像以上に大きなものも飲み込む!

今回痛感したのは、まず「さくらの食道は細いので大きなものを飲み込めない」という思い込みから大きく外れていこと。

 

チワワの食道は小豆大の太さしかないので、窒息に気をつけるようにと言われたことがある。

だから食べ物はなるべく小さくしているけど、逆に大きく硬いものは飲み込めないと思い込んでた。

 

でもそんなことないのだ。

 

全力で排泄してくれたさくらに感謝しかない

そして、最後になるけど、さくらの身体には巨大すぎる大きな硬い塊を、痛みに耐えながら、疲れ切った身体で全力を振り絞って排泄してくれた。

 

さくらが排泄してくれなければ手術、最悪さくらの命が失われてしまったかもしれない。

 

飼い主の不注意なのに頑張ってくれて本当にさくらに感謝です。

そして申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

食欲も普段どおり回復したさくら。

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いつもの食欲魔人に戻った、嬉しい🥰

 

ママ気をつけるね。

いつもありがとう。

 

 

追記

思い出したら都度ここに追記します

重要なことがたくさんあったので思い出したらここに追記、必要に応じて本文に追記します。

 

 

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